一田 和樹– Author –
複数のIT企業の経営にたずさわった後、2011年にカナダの永住権を取得しバンクーバーに移住。同時に小説家としてデビュー。リアルに起こり得るサイバー犯罪をテーマにした小説とネット世論操作に関する著作や評論を多数発表。代表作として『原発サイバートラップ』(集英社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)、『ネット世論操作とデジタル影響工作』(原書房)など。
10年間の執筆活動で40タイトル刊行した後、デジタル影響工作、認知戦などに関わる調査を行うようになる。
プロフィール https://ichida-kazuki.com
ニューズウィーク日本版コラム https://www.newsweekjapan.jp/ichida/
note https://note.com/ichi_twnovel
X(旧ツイッター) https://x.com/K_Ichida
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米で広がる企業のDEI放棄 放棄しなければビジネスにマイナス
アメリカのベライゾンのフロンティア買収を米連邦通信委員会(FCC)は認可したことを各紙が報じている。 FCC approves Verizon deal to acquire Frontier after DEI cha... 一田 和樹 -
米J6ersの活躍が暗示する危険性
J6ersとは、1月6日にアメリカ連邦議事堂を襲撃し、投獄された人々を指した言葉だ。多くは逮捕、投獄されたことを隠しているが、インフルエンサーとして活躍したり、活動... 一田 和樹 -
NewsGuardのAIチャットボット監査41%が回答失敗
定期的に行われているAIチャットボット監査の結果が公開された。 NewsGuard Monthly AI Misinformation Monitor of Leading AI Chatbotshttps://www.newsguardtech.com/... 一田 和樹 -
認識が2018年で止まっているVIGINUMとEEASの報告書
2025年3月19日に3回目となるヨーロッパ対外行動庁(European External Action Service, EEAS)のFIMIに関する報告書が公開され、2025年5月6日にはVIGINUMのSTORM-1516や... 一田 和樹 -
予想通りに動作しないAIたち 認知戦のターゲットはAIへ?
AIは幻覚を起こしたり、人を騙すことがある。同様に、予想を裏切る行動も珍しいことではないが、提供者が公開を停止したり、チューニングを変える必要を感じるようにな... 一田 和樹 -
カナダ選挙にボットによる海外からの干渉
昨日、投票日を迎えたカナダの選挙において、海外からボットを用いた干渉があった可能性が指摘されている。今回の選挙戦での干渉についてはすでに記事で紹介しているが... 一田 和樹 -
5/14 権威主義ナラティブに弱い日本人 小林哲郎教授、5/21 日本の宇宙政策。脅威と可能性 仲間悠衣氏、5/25 「AGIピル」人類の興亡が決まる2年 bioshok氏、5/28 財務省デモの正体 雨宮純氏
5月のウェビナー予定です。2回目のウェビナーが5月25日の土曜日正午からとなっていますので、ご注意ください。 5月14日(水)正午 権威主義ナラティブに弱い日本人 小... 一田 和樹 -
LLMとWikipediaまで汚染するロシアのPortal Combat
暴かれたPravdaネットワーク アメリカのデジタルフォレンジック・リサーチ・ラボとフィンランドのCheck Firstは、ロシアのデジタル影響工作ネットワークであるPravdaの... 一田 和樹 -
歴史と日常をAIが改ざんする
すでに米政府の各種情報が次々と書き換えられていることは以前の記事で紹介した。こうした言葉狩りや改ざんしたい歴史的事実を不可視化する試みはこれまでにも行われて... 一田 和樹 -
米、欧州企業に反DEIに準拠を要請
トランプ政権がヨーロッパ各国企業に反DEIに従うよう要請していることを各国メディアが一斉に報じている。要請元は米国務省、在フランス米国大使館などまちまちであるが... 一田 和樹 -
米政府、白人至上主義や極右への対策を一部停止
トランプ政権発足後、下記のような変化が起きていたことをGPAHE(Global Project Against Hate and Extremism)が報告している。 ・過激派のシンボルマークDBの公開停止... 一田 和樹 -
ユーロポールが指摘する重大組織犯罪とハイブリッド脅威の融合
ユーロポール(欧州刑事警察機構)が公開した最新のEU Serious and Organised Crime Threat Assessment (EU-SOCTA)2025、「The changing DNA of serious and organised ... 一田 和樹 -
DFRLabによる日本の対策の遅れと提言
最近、アメリカ流偽・誤情報、デジタル影響工作対策を関係各国に拡販しているデジタルフォレンジック・リサーチラボによる日本の現状分析と提言を含むレポートが2025年3... 一田 和樹 -
偽・誤情報対策にコペルニクス的転回をもたらす可能性のある論文
Damian HodelとJevin D. Westによる論文「Disagreement as a way to study misinformation and its effects」(Harvard Kennedy School Misinformation Review1 March 2... 一田 和樹