一田 和樹– Author –
複数のIT企業の経営にたずさわった後、2011年にカナダの永住権を取得しバンクーバーに移住。同時に小説家としてデビュー。リアルに起こり得るサイバー犯罪をテーマにした小説とネット世論操作に関する著作や評論を多数発表。代表作として『原発サイバートラップ』(集英社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)、『ネット世論操作とデジタル影響工作』(原書房)など。
10年間の執筆活動で40タイトル刊行した後、デジタル影響工作、認知戦などに関わる調査を行うようになる。
プロフィール https://ichida-kazuki.com
ニューズウィーク日本版コラム https://www.newsweekjapan.jp/ichida/
note https://note.com/ichi_twnovel
X(旧ツイッター) https://x.com/K_Ichida
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ロンドン市による市民を支援した包括的レジリエンス向上策の検証
ロンドンのShared Endeavour Fundは非民主主義的活動に対する市民のレジリエンスを向上させる包括的な支援策である。その中には当然偽・誤情報対策やリテラシー向上策も... 一田 和樹 -
3/12 総務省検討会の変遷を時系列で整理してみた
3月12日正午 はむた@捏造報道と闘う会をお迎えして、お話しをおうかがいします。 日本の総務省の偽・誤情報対策に関する検討会は官公庁の関連する会の中でも歴史が古... 一田 和樹 -
ロシアのLLMグルーミングが主要LLMを武器化する
LLMグルーミングとは LLMグルーミング(LLM grooming)とは、プロパガンダをLLMが摂取するように仕向け、LLMの出力にプロパガンダの主張を反映させてしまうことを指す。... 一田 和樹 -
「偽」を識別しても「真」を受容できない懐疑心の蔓延を示す論文
偽のニュースだけでなく信頼すべきニュースまでも拒否 おそらく一部の関係者が待ち望んでいたニュースの真偽判断についての過去の資料のシステマティックレビューとメタ... 一田 和樹 -
ロシアが仕掛けるAIロンダリング
AIがロシアのプロパガンダを紹介したり、言語によって異なる応答をして対立を煽っている。そして、恐るべきことにAIは学習用データの汚染に極めて脆弱で、わずか0.001%... 一田 和樹 -
偽・誤情報対策の失敗から予見できたアメリカの変化 ウクライナからの知見
当研究所が進めているウクライナサイバー当局への取材結果から見えてきたのは、その国の国内向けの対策の状況によってその後社会がどうなるか予測できるということだっ... 一田 和樹 -
デジタル影響工作に対する新たな対策:取材速報 ウクライナ サイバー戦司令部大佐
ウクライナで行われている偽・誤情報やデジタル影響工作に対抗するアプローチをご紹介する。当研究所代表の齋藤教授の知己であるウクライナのサイバー戦司令部(Cyberwa... 一田 和樹 -
ISD ドイツ極右のAI利用についてのレポート公開
ISDは、ドイツ極右アカウントのAI利用状況の調査結果を2025年2月18日に公開した。2023年4月から2024年11月の間にフェイスブック、Instagram、X、TikTok、YouTubeで92の... 一田 和樹 -
USAIDバッシング トランプ陣営と中露が連携
アメリカ国際開発庁(USAID)の閉鎖を巡って、多数の陰謀論や偽・誤情報が飛び交っている。トランプやイーロン・マスクはその発信源のひとつだが、ロシアや中国がその拡... 一田 和樹 -
兵器としてのSNS、言語、ボット/人間の特性の違い 論文公開
ロシアのウクライナ侵攻、特にブチャでの出来事に焦点を当て、言語(英語、日本語、ドイツ語)、SNSプラットフォーム(Twitter、Reddit)、ボットと人間による影響を明... 一田 和樹 -
教師のためのホロコーストの否定や歪曲対応ガイド ユネスコ
ホロコーストを否定したり、歪曲するコンテンツは以前から存在したが、コロナ禍以降過激になり、さらに2023年10月7日以降、さらに状況は悪化している。ホロコーストを扱... 一田 和樹 -
2024年米大統領選でAIによる偽・誤情報の脅威の発生源
2024年米大統領選でAIによる偽・誤情報の脅威の発生源についての論文「The origin of public concerns over AI supercharging misinformation in the 2024 U.S. preside... 一田 和樹 -
DeepSeek NewsGuard社のテストで最悪に近い結果
DeepSeekのAIチャットボットは、NewsGuard社は同社が定期的に主要チャットボットに対して行っているテストで非正答率(誤答もしくは、正しい答えを返せない割合)83%と... 一田 和樹 -
2/5 最近の動向 一田和樹 トランプ政権とカナダの最終報告書が示す今後の変化
トランプ政権がスタートし、さまざまな波紋を呼んでいます。最近の偽・誤情報関連の気になる話題をご紹介します。と思ったのですがカナダのお話が中心になりそうです。... 一田 和樹
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