DFRLabが2024年米大統領選デジタル影響工作DBを公開
デジタルフォレンジック・リサーチラボは、外国からの悪意ある干渉に関するデータベース2024 Foreign Interference Attribution Tracker (FIAT)を公開した。このデータベースには2022年11月の中間選挙以降の外国からの悪意ある干渉が収録されている。その半数は中国、イラン、ロシアからのものだった。プロパガンダ、分断の扇動、偽・誤情報が主たるもので、ソックパペットの利用が多かった。SNSプラットフォームはこれらに対するアトリビューションに継続的に努力している。
中国、ロシア、イランはそれぞれが開発したTTPsに則って活動している。インドとイスラエルは新しいアクターとして注目された。
このデータベースは下図のようにブレイクアウトスケールや、アトリビューションの信頼度、アクターなどによって絞り込んで見ることができる。DFRLabはこのデータベースを継続的に増強してゆく。