国境なき記者団がApple Intelligenceに懸念を表明
国境なき記者団は、Apple製品の搭載されているApple Intelligenceには大手メディアのニュースの誤った要約を流していると指摘し、メディアの信頼性を毀損するリスクに懸念を表面した。そして、未熟なサービスを提供すべきではないとした。
生成AIが正しい情報を誤った情報に作り替えることがあるのはよく知られている。その一方で、その確率が低いことから利用は進んでいる。利用者も誤った情報が紛れ込むことを承知のうえで利便性を優先して利用している(あるいは間違っていてもかまわないのか)。
既存のメディアでも誤報はあるが、そのメディアを要約あるいは元データとして使用している以上、生成AIの誤りの方が多くなるはずだ(元メディアの誤報+生成AIの誤り)。我々の社会は、生成AIによって誤報を問題と思わない社会へと進化しているのかもしれない。