規制を巡り EU vs トランプ+ビッグテック

EUはMetaなどのビッグテックへの警戒を強めている。France24の報道によればコミュニティノートがDSAの要件を満たしているかの調査、イーロン・マスクの欧州選挙干渉への対抗策の検討、SNS上で政治的バランスを取るよう法律を改正した。そして、2月のドイツ選挙を前に、DSAのテストへの参加を呼びかけている。
一方、これに対してトランプはEUが不当にアメリカのビッグテックを狙い撃ちしていると非難し、まるで「税金」と指摘した。Bloombergによればアップル、グーグル、MetaはDSA以外にEUからの罰金、制裁金、独禁法などの問題に直面している。
対立が深まる一方、EUも一枚板ではない。EU議会内の強硬な右派議員たちはビッグテックへの規制は検閲にあたる、として反対している。