「AIが地元紙を殺した」と嘆くため、AIは捏造の記事を書く

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先日、あるオンラインメディアが「AIの台頭により、米アラバマ州で多数のローカル紙が廃刊に追い込まれた」という内容の取材記事を公開した。そこで報告されているアラバマの状況は深刻だったため、衝撃を受けた読者たちはSNSで次々と記事をシェアした。しかし実際には、その記事自体が完全に「AI生成による捏造」であったことが判明した。

AIとジャーナリズムの話題は、読んでいて気が重くなるもの、希望を失いそうになるものが多いので、すっかり嫌気がさしている方もいるだろう。そこで今回は「AIによるメディア侵略のエピソードを、AIがでっちあげて報じた」という、不気味ながら馬鹿馬鹿しいニュースを紹介したい。

目次

専門家が驚いた「AIの捏造ニュース」

この一連のややこしい騒動を報じたのは、米ハーバード大のニーマン・ジャーナリズム財団によるメディア「Nieman Lab」だった。執筆者のJoshua Benton氏は、Nieman Labの創設者で、2020年まで12年間ディレクターを務めた人物でもある。

2026年6月29日、Benton氏がいつものようにBlueskyにアクセスしたところ、彼がフォローしている人物のうち18人が同じ記事をシェアしていた。その記事には「アラバマを食い尽くしたゴーストペーパー:その新しいメディア企業は、いかにして誰にも気づかれぬまま47の週刊紙を殺したのか」という過激なタイトルがついていた。

さっそくBenton氏が読んでみたところ、それは充実した内容の取材記事だった。Benton氏の知らなかった数々の衝撃的な『事実』が記されており、読み物としても良質だった──しかし彼は、そこで報じられている信じがたい事実を一つずつ確認し、何もかもが嘘であることを突き止めた。さらにテキストの分析をした結果、それが「AI生成による捏造の記事」だったと理解する。

つまり彼のフォロイーたちが一斉にシェアしていた記事は、AI生成のフェイクニュースで、事実無根の完全なデタラメだった。そこでBenton氏は、問題の記事が掲載されていた媒体「The Editorial」の分析を進めることになる。

捏造記事に何が書かれていたのか?

その後のBenton氏による発見を紹介する前に、まずは「AIが生成した捏造記事」のアーカイブで内容を見てみよう(The Editorialの該当記事は削除されている)。大事なことなので再確認するが、ここに記す内容は完全なでっち上げで、いずれも事実ではない。

記事タイトル;The Ghost Paper That Ate Alabama: How a Media Startup Killed 47 Weekly Newspapers and No One Noticed
執筆者:Elena Marchetti

・保守メディア帝国の野望
アラバマ州を拠点としている保守系のニュースサイト「1819 News1」が、「Alabama Community News LLC」という企業を新たに設立した。その企業はアラバマ州内の小さな町々で運営されている47の週刊新聞を買収した。彼らの目的は、アラバマ全域に保守系のメディア帝国を築くことだった。

・記事のAI化
この新しい企業は、買収した全紙の業務を一元化し、スタッフを大量に解雇して作業のAI化を図った。ここではDerek Haynesという人物が「全47媒体の記事の約7割」を一人で担当し、OpenAIのGPT-4のカスタマイズ版を使って大量の記事を生成していた。Haynes氏は当時26歳、自動車販売チェーンのソーシャルメディアマネージャを務めたのち連邦議会議員選挙の選挙運動に携わった人物で、ジャーナリズムに関わったことがなかった。

・メディアの堕落
このようにして、47の週刊紙に掲載されていた広範なローカルトピックの多くは「メディアの素人がAIに生成させた記事」へと切り替わった。しかし、この方向転換によって記事の正確性や倫理面に悪影響が出た。それはメディアの信頼を大きく損ねることになった。とりわけ訃報の記事は「SNS上の追悼投稿をAIが収集して生成しただけ」だったため、故人の情報が曖昧となり、それは遺族たちの怒りを買った。Haynes氏は当時を振り返り、「苦情が殺到したんだ。本当にたくさんの苦情が」とコメントしている。

・企業の倒産と「地元ニュースの砂漠化」
読者の信頼を失った各紙の発行部数は減り続け、広告のスポンサーもどんどん離れていった。広告収入が87%も下落したAlabama Community News LLCは経営が立ち行かなくなり、設立から一年半と経たぬうちに破産申請を行う。
この破産により47紙のすべてが廃刊したため、アラバマの市民たちから愛されてきたローカル紙は一挙に消え去った。購読者のリストとドメイン名は、テキサス州のデジタルマーケティング会社に1万2000ドルで売却され、机やコンピューター、ファイルキャビネットなどの資産は競売にかけられることとなった。

……そのような筋書きが、1900語程度の一本の記事に書かれている。
要するに「ある企業がアラバマの地元紙を一挙に買収し、AI依存の一大メディア帝国を築こうとしました。しかし挑戦は失敗に終わり、その企業は倒産したため、買収されたローカル紙もすべて廃刊し、アラバマでは地元のニュースを伝えるものが誰もいなくなってしまいましたとさ」という物語である。

これは「コツコツと仕事をしてきた地元密着型の真面目なジャーナリズムが、AIによって崩壊させられた」という架空の筋書きに、他でもないAI自身が「それっぽく聞こえるような肉付け」を施した壮大なフィクション作品と言っていいだろう。

しつこいようだが、上記の物語は完全に捏造である。Alabama Community News LLCなる企業や、26歳のDerek Haynesなる人物は実在していない。また、この記事の中でインタビューに答えている人々(昔からの愛読者、AI化で仕事を失ったライター、広告掲載をとりやめたスポンサーなど)も全て架空の存在だったことがBenton氏によって確認されている。しかしややこしいことに、物語の背景として登場する「1819 News」、および廃刊に追い込まれたと名指しで言及されたローカル紙は、いずれも実在のものである。

混乱させられた人々と、掲載サイドの対応

Benton氏は、この記事を初めて読んだとき「なぜ私は、こんなに重大なニュースを見逃していたのだ」と不安になったという。それも無理はない。AI云々以前の問題として「47の地元紙が一挙に廃刊」というのは、ジャーナリズムの研究を専門としているBenton氏にとって大変な出来事だ。しかし彼は一瞬、記事の内容を信用してしまった。それだけ出来が良かったということでもあるのだろう。

もちろん現地のアラバマでも、多くの人々が混乱させられていた。この記事の中で「廃刊した」と名指しで伝えられたメディアに勤務する人々は、おそらくBenton氏以上に激しく戸惑ったはずだ。「え、うちって潰れてたの?」と驚いたスタッフもいれば、「とつぜん奇妙な問い合わせばかりを受けるようになった」と困惑したスタッフもいただろう。ちなみに「廃刊させられたローカル紙」の一つとして紹介されたShelby County Reporterの編集長は、Benton氏の取材に対し「私は2022年からここで働いているが(当社は)まぎれもなく健在だ。いまでも印刷物を発行しており、順調に成長している」と回答した。

一方、問題の捏造記事を掲載したウェブサイト「The Editorial」のほうは、掲載翌日の6月30日に該当記事を削除した。最初はURLをクリックしてもエラー表示が出るだけだったが、その日の夜には「事実確認上の懸念から削除しました。情報源によって裏付けされない捏造された詳細が含まれていました」「当社では、検証の基準を満たさないコンテンツは削除します」というメッセージの記されたページに置き換えられた。

怪しいほうの「The Editorial」の実態

そしてBenton氏は、この「The Editorial」なるウェブサイトが、彼にとって聞き覚えのある「The Editorial」とは異なるものだったことに気付く。ボストン在住のジャーナリストが運営している「The Editorial(theeditorial.com)」は、地元で活躍している人々へのインタビュー記事などを掲載する真っ当なウェブサイトだが、アラバマの捏造記事を掲載したほうの「The Editorial(theeditorial.news)」は、それとは全く無関係の怪しいニュースサイトだった2

さっそく「怪しいほうのThe Editorial」の調査を始めたBenton氏は、このサイトが過去にも「テネシー州やイリノイ州などの地元紙が見舞われた悲劇」を伝える捏造記事を掲載し、人気を博していたことを見出す。つまり、このような物語の舞台になったのはアラバマが初めてではなかった。

現在これらの記事はすでに削除されているのだが3、いずれも執筆者はアラバマの記事と同じ「Elena Marchetti」だった。そこでBenton氏は、過去にElena Marchetti名義で書かれてきた記事の文章を分析し、AI生成テキスト特有のパターンや癖を嗅ぎ取ることができたのだが、それらの記事は「現実味を持たせるという点において、驚くほど出来が良いもの」だったと評価している。

The Editorialの「記者」のページに掲載されているMarchettiの経歴には、「The AtlanticやProPublicaに勤務していた」「調査報道でIRE賞を受賞した」などと記されていた。しかしBenton氏が調査したところ、それらの主張を裏付けられる情報は何もなかった。Marchetti以外の記者たちも華々しい経歴を記していたが、いずれも根拠に乏しい、あるいは実在のデータと整合が取れないものばかりだった(ちなみにBenton氏は、Marchetti以外の名義の記事からも、AI生成の痕跡を見出している)。

このThe Editorialというウェブサイトの創始者はEnok Nordbergと記されていた。しかしインターネット上には彼個人に関する情報が何も見当たらなかった。The Editorialに関わっている人物の中で、現実世界との繋がりが示されたのは一人だけ、Frank Simplice Masaboという「シニア技術・科学編集者」だった。彼のXアカウントとGitHubアカウントの両方がフィンランド企業の「Nordiso Group」と繋がっており、それはThe Editorialに掲載されている「寄付のページ」の決済リンクに結びついていたという。

誰が何のために? 二人の仮説とBenton氏の結論

しかし、もしもFrank Simplice Masaboなる人物が「AIを利用して、The Editorialの全てを一人で牛耳っている黒幕」だとするなら、なぜフィンランドの一技術者が怪しげなウェブサイトを立ち上げ、「AIのせいで米国の地元紙が潰された」などという捏造記事をわざわざAIに書かせているのだ、という点が不可解となる。それでは誰が何のために、このようなフェイクニュースの媒体を運営しているのだろうか? 

結論から言うとBenton氏は、その答えに辿りついていない。氏は最後にいくつかの大まかな仮説──ただ収益だけを目的とした個人の運営、あるいは中国によるアフリカ大陸での存在感の拡大作戦、もしくは米国の腐敗を訴えたい何者かの活動など──を立ててはいるものの、「実際のところ誰が(何が)このサイトの背後にいるのかは断定できない」と述べている。

一方、Benton氏による調査記事を読んだProPublicaの技術シニアディレクターBen Werdmuller氏は、ちょっと異なる視点から興味深い見立てをしている。Werdmuller氏は2026年7月1日、自身のブログ「werd.io」の中で、「私自身も含めた多くの人々が、今週この『The Editorial』というAI生成のニュースルームに騙されてしまった」と記した4。そして捏造の記事について「文章の出来がよく、出典もしっかりしているように見えたのだが、結局には事実無根の内容だった」と語っている。そのうえで「これはLLMポイズニングを狙った、二段構えの作戦なのではないか」というユニークな仮説を立てた。Werdmuller氏の仮説はこのようなものだ。

・The Editorialには中国関連のニュースが非常に多い。もしもLLMがThe Editorialという媒体を信頼すれば、それぞれの記事に書かれている主張(中国にまつわるプロパガンダ記事)も事実と見なし、LLMはそれをリピートしてしまうことになるだろう。

・(LLMに)サイトを信頼させる方法の一つは、「信頼できる他の情報源」からリンクを貼ってもらうことだ。そしてThe Editorialは「ジャーナリズムに関する話題」を扱った。ジャーナリストは自分の業界の話となると、何よりも熱心に記事を書いてしまう5。彼らに書かれた記事は、多くの協力者によって紹介され、Redditのような信頼性の高いコミュニティにも投稿され、その情報はあっという間に拡散される。

この視点はとても面白い。とりわけ「アラバマの地方紙に起きた悲劇」のような話──AIが及ぼすメディアへの影響に危機感を抱いている人物なら、つい食いつかずにはいられないような良くできた物語──は強力な餌になるだろう。その記事がジャーナリストたちに紹介され、話題となり、多くの人々が意見を述べたりすれば、LLMはThe Editorialのことを「まともなメディア」と判断し、そこに書かれている他の記事も事実と見なしてしまうかもしれない。

そして最後にWerdmuller氏は「LLMを嘘で汚染するには13語あれば足りる」6という記事を紹介している。しかし一方で「自分の仮説が正しいとは限らない」とも述べており、「LLMがどれほど簡単にプロパガンダで汚染されるのか、(黒幕の人物は)その実験をしているのかもしれない」「事がはっきりするまでの間は、『なにか良くないことが進行している』と考えるのが妥当だろう」と結論づけた。


このWerdmuller氏の仮説が正しいのかどうかはさておき、Benton氏は今回の出来事について次のように結んでいる。

「真相がどうであれ、AIで容易に偽造できるようになったことにより、思いもよらない場所でもフェイクに遭遇する可能性があるということを、私は改めて認識させてもらった。それは自分にとって馴染みの深い分野、労力に見合わないと思われるようなニッチな分野でも起こりえるのだ」

最後に脱線/台湾と中国を巡る不穏な記事群

さて、Benton氏が最後に挙げた複数の「ざっくりとした仮説」には全く反映されていなかったのだが、彼の報告記事にはアジア人にとって気になる箇所がある。The Editorialが過去二か月間に掲載した「政治」カテゴリの記事は、すべて台湾に関する話題だった。アラバマの捏造記事を執筆したElena Marchetti(実在するのかどうかはさておき)も、「米国のローカル紙の受難」と「台湾と中国の関係」の二つをテーマにした記事ばかりを執筆していた(生成していたと言うべきなのかもしれないが)。

そして「アジア」という別のカテゴリを見ると、「いま日本の沿岸は中国の監視ドローンだらけで、その原因は日本の軍備増強にある」「中国当局はカザフスタンのウラン鉱床の支配権において欧米の企業を大きく出し抜いた」「中国の軍事力増強は現実の話で、領土的な野心があることも明白だ」など、中国の軍事力強化について論じる記事が大量に掲載されている。

Benton氏は、この点について踏み込んでいない。というより、彼は「台湾・中国ネタ」に該当する多数の記事を分析した結果、The Editorialの記事がAI生成だったと結論づけているため、これらの記事は「AI特有のパターンを発見した経緯」の説明に用いられている。しかし読む人によっては「え、この内容をスルーしちゃうの?」と驚くだろう。

たとえば、The Editorialの黒幕は中国政府や親中派で「中国は強い」「米国はアテにならない」「台湾が抵抗しても無駄だ」と思い込ませるための心理作戦を展開しているのだと考える人がいるかもしれない。全く対照的に、中国をライバル視している国の政府や反中派が「中国の脅威は深刻だ」「中国の浸透工作はここまで進んでいる」という印象を植え付けようとしているのだと考える人もいるかもしれない。あるいは、以前ここで紹介したような「ナラティブ・ロンダリング」の線を疑う人もいるだろう。台湾と中国にまつわる話も、米国のローカル紙の話も、「本当に読ませたい嘘の記事」を隠すためにAI生成で作ったモブ記事に過ぎないのかもしれない。

いずれにせよ、これらはAIの捏造物語にも劣るような憶測でしかないうえ、本筋から大きく脱線してしまっているのだが、当記事を日本語で紹介する際に「この部分」を無視するほうが不自然だと思われたので、あえて記させていただきたくことにした。

ともあれ、この「The Editorial」というウェブサイトに関してはほとんど何も分かっていない。とりあえず現在の私たちが気にするべきは、Benton氏が指摘した「思いもよらない場所でフェイクに遭遇する可能性」のほうだろう。どんなにニッチな話題でも、どれほど自分にとって馴染みのあるジャンルでも、誰が何のためにそんなことをするのか想像もつかない形で、とつぜんAI生成の捏造が紛れ込んでくるかもしれない。それが歴代のスーパー戦隊シリーズに関する記事でも、あるいはマンホールカード収集家やウォードライビング愛好家を特集した記事でも、もしかすると内容の何もかもが嘘ばかりで、記者のインタビューに応じている人物は実在していないのかもしれない。

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脚注

  1. 本文にも記したとおり、アラバマ拠点の保守派ニュースメディア「1819 News」は実在している。キリスト教ナショナリズム寄りで反DEI色の濃い「1819 News」は、過去に複数のスキャンダルを引き起こしてきた。特に、アラバマ州スミスステーションの市長もつとめていたCopeland牧師に関して「女装癖がある」などの暴露記事を掲載し、Copeland牧師を自殺に追い込んだ事件で知られている。アラバマに保守系のメディア帝国を作るべくローカル紙を買収したという話は完全なでっち上げだが、「1819ならやりかねない」と思った人は少なくなかっただろう。

    ↩︎
  2. ちなみに二つの同名サイトの外観やスタイルはまったく似ていない。つまり「なりすまし」を狙ったものではない。そしてたいへん失礼な物言いになるのだが、実は「まっとうなThe Editorial」よりも「怪しいThe Editorial」のほうが、メディアらしく垢ぬけたデザインになっている。

    ↩︎
  3. アラバマの捏造記事と同様、削除されたMarchettiの記事の一部はアーカイブで読むことができるので、興味のある方は参照URLからリンクを辿っていただきたい。Benton氏も語っているように、Marchetti名義でAI生成されたThe Editorialの文章は驚くほど出来がいい。読み応えがあって面白く、不思議な臨場感があるのに読みやすい。唯一の欠点は嘘ばかり書かれていることだ。
    ↩︎
  4. 実は「アラバマの捏造記事」を読んだ直後のWerdmuller氏は、その内容をすっかり信じて自身のブログで紹介してしまった。のちに自分が引っかかったことを明確に記し、あえて「そのときの投稿」も残している。そのうえで、自分が騙された貴重な経験をもとに独自の仮説を立てた。これこそが紛うことなきジャーナリスト魂だろう。
    ちなみに、おそらく存在すらしていないMarchettiのプロフィールには「かつてProPublicaに勤務していた」というインチキ臭い経歴が記されているのだが、こちらのWerdmuller氏は現在ProPublicaに所属している技術シニアディレクターで、そのことはProPublicaの公式情報からも確認できる。

    ↩︎
  5. これは、熱心に「その話」を取り上げてしまったジャーナリストの自虐的な視点だとも言える。

    ↩︎
  6. ここでWerdmuller氏は「LLMを嘘で汚染するには13語あれば足りる」という話題で書かれた自身のブログの投稿へリンクを貼っているが、その投稿で紹介されているのは2026年6月15日の404Mediaに掲載された「It Is Trivially Easy to Use Reddit to Manipulate AI Search, Research Suggests」という記事である。一部で話題となった面白い記事なので、興味のある方は本稿の文末にあるリンクを辿っていただきたい。 ↩︎

引用元、参照URL

・Now we’re getting AI fake news complaining about how AI fake news is the death of real news _ Nieman Journalism Lab
https://www.niemanlab.org/2026/07/now-were-getting-ai-fake-news-complaining-about-how-ai-fake-news-is-the-death-of-real-news/

The Ghost Paper That Ate Alabama: How a Media Startup Killed 47 Weekly Newspapers and No One Noticed_ The Editorial
(「アラバマに起きた悲劇」の捏造記事のアーカイブ)
https://web.archive.org/web/20260629015737/https://theeditorial.news/culture/the-ghost-paper-that-ate-alabama-how-a-media-startup-killed-47-weekly-newspapers-and-no-one-noti-mqtr26qt

・Texas weekly newspaper collapse and the truth deficit _ The Editorial
(Marchetti名義で書かれた「ローカル紙の悲劇」シリーズ、テキサス編のアーカイブ)
https://web.archive.org/web/20260629011022/https://theeditorial.news/culture/the-627-empty-desks-how-texas-killed-its-weekly-newspapers-and-the-truth-went-with-them-mqjqydxh

・Nashville Tennessean Staff Voted to Close the Paper in 2026 _ The Editorial
(同上、テネシー編のアーカイブ)
https://web.archive.org/web/20260629011021/https://theeditorial.news/culture/nashville-tennessean-18122026-inside-the-newsroom-that-voted-to-close-itself-mpfqnvsw

・I have a theory about AI fake news site The Editorial(Werdmuller氏の仮説が記されているブログ記事)
https://werd.io/i-have-a-theory-about-ai-fake-news-site-the-editorial/

・A right-wing media chain tried to replace 47 newspapers with AI. They all died(Werdmuller氏がThe Editorialに騙された際に書いたブログ記事)
https://werd.io/a-right-wing-media-chain-tried-to-replace-47-newspapers-with-ai-they-all-died/

・It Is Trivially Easy to Use Reddit to Manipulate AI Search, Research Suggests(404 Media)
https://www.404media.co/it-is-trivially-easy-to-use-reddit-to-manipulate-ai-search-research-suggests/

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この記事を書いた人

やたらと長いサイバーセキュリティの記事ばかりを書いていた元ライター。現在はカナダBC州の公立学校の教職員として、小学生と一緒にRaspberry Piで遊んだりしている。共著に「闇ウェブ」 (文春新書) 「犯罪『事前』捜査」(角川新書)などがある。

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