Experts– 研究者・専門家からの寄稿記事 –
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「犠牲者意識ナショナリズム」と陰謀論
昨今、デマや陰謀論について、ファクトチェックやSNSの構造などによるアプローチの議論を多く目にする。筆者の書いてきた原稿では、もう少し深い中長期的な社会の体質... -
「疑惑」が引き起こす認知戦リスク──日台分断を狙う印象操作の構図
日本の半導体産業の希望を標(しる)す明るい発表があった矢先、日台関係の分断を懸念せざるを得ないニュースが舞い込んできた。 台湾積体電路製造(TSMC)社は世界... -
なぜ参政党を選んだのか?〈後編〉ロシア工作疑惑、ファクトチェックの影響
2025年の参院選は我が国の情報環境を考えるうえで重要である、という認識に立ち、新領域安全保障研究所は参政党への投票行動に影響を与えた要因を調査することにした。... -
なぜ参政党を選んだのか?〈前編〉外国人不安、YouTube視聴
2025年の参院選は我が国の情報環境を考えるうえで重要である、という認識に立ち、新領域安全保障研究所は参政党への投票行動に影響を与えた要因を調査することにした。... -
新たなステージに入るファクトチェック 効果の検証を
7月に行われた参議院選挙では、ファクトチェック団体だけでなく、テレビや新聞といった既存メディアも検証を行い、国内のファクトチェック活動は新たなステージに入っ... -
イランの情報機関とデジタル影響工作
現代は、すべての国際紛争に関してネット上でバトルが起きている。フェイクかファクトか関係なく、自分たちの“敵”陣営にマイナスになるような投稿を大量に拡散するバ... -
能動的サイバー防御(ACD)と変化するサイバー安全保障戦略
日本のサイバー安全保障政策・体制は大きな転換点にある。2025年5月16日、サイバー対処能力強化法案及び同整備法案が通常国会で可決・成立した。同法案は総理が自ら国... -
米価高騰で再考、新たな食糧戦への備え
「米価」の急騰が世間を騒がせた。原因については識者が諸説を唱えているものの、なお判然としない。こうした状況下で再び脚光を浴びるのが、わが国の「食糧安全保障... -
参政党はナチス・ドイツと似ているのか?
ファシズムにおける性と政治 前回までの二回において、ナチス・ドイツにおいて、どのように性と政治が影響し合っていたのかについて、ヴィルヘルム・ライヒの『ファシ... -
アテンション・エコノミーに飲み込まれるSNS選挙
SNSの選挙への影響力が高まる中で、偽・誤情報やヘイトスピーチが問題となっている。利用者はどのような情報に触れているのか、担当する授業で大学生に簡単なアンケー... -
なぜ女性たちは、ナチス・ドイツを支持したのか
「リベラル」がファシズムを招いた逆説 前回、ナチス・ドイツにおけるファシズムの発展を性の観点から分析したライヒの『ファシズムの大衆心理』を参照し、現在の「大... -
シリア紛争における“認知戦”の経緯〈要約〉
本稿は、新領域安全保障研究所の2025年度委託研究として、黒井文太郎氏に依頼した研究レポート(本編)を要約したものです。シリア紛争の認知戦の経緯と認知戦の活動... -
コミュニティノートは、選挙時には機能しないが、無意味ではない
ユーザーの協力で情報を補足する機能「コミュニティノート」が偽・誤情報対策として注目されている。メタ社は第三者機関によるファクトチェックからコミュニティノー... -
元米政府職員を標的にする中国系企業──“沈黙”が招く脆弱性
「Do Nothing. Win.」――この表現は、中国および習近平国家主席を巡り、インターネット上で流布する風刺的ミームの一つで、中国が積極的に行動を起こさずとも、他国の...




